Home > Archives > 2013-04

2013-04

カンヅメ

久々に出張先から帰ってくると、

いつも見慣れた景色に見慣れない景色が。

かやぶき屋根にトタン板を被せる下地の工事をしていた。

いつも軽トラで走る道なのでそのかやぶき屋根のことを

とくに意識はしていなかったのだけれど、

風景から消えてしまうとなるとなんだか突然さみしくなった。

きっと高台にぽつねんと佇むこの屋根を眺めながらこの道を走るのが、

ちょっとした僕のたのしみだったんだなって気付かされた。

かやぶき屋根は誰かの家であり、誰かにとっての風景でもある。

缶詰にするのもひとつのかやぶき屋根の保存方法。

でもやっぱりちょっとさみしいな。。

またかやぶき職人としてこの家に呼ばれる日のことを想って。

image

屋根笑う#2

p4281390
p4281400
p4281402
p4291406
p4291423
p4291426
p4291436
p4291453
p4291440

山も花も人も屋根もみな笑う。

またいっしょに笑おう。

カヤマル2013 @ 美山町砂木地蔵堂にて。

p42914641 

屋根笑う

img_0704
img_0709
img_0712
img_0726
img_0728
img_0737
img_0743
img_0773
img_0799
img_0814
img_0815
img_0823
img_0843

こんな時間がずっと続いてほしいな。。って思った。

にぎにぎしく、たおやかないちにち。
屋根笑う。

かやぶき屋根の下に集まったみなさま、ほんとうにありがとう。
中島デコさんの溢れる魅力、
そしてなによりこんな企画を実現してくれたsasaに感謝。
神戸のかやぶきにあたらしい風がふわふわりと吹きました。
あらためてありがとう!
春のかやぶきマルシェにて。
img_0846

國光

img_0688

今年の春に福岡の鍛冶屋さんに注文していた屋根鋏が届いた。

同封されていた請求書に

「入院しました 最後の作品です」

と、ぽつりと一言書き添えられていた。

春にお会いした時は顔色もよく、

炉の焔のように気力の満ちたおじぃさんだった。

仕上がった鋏は僕のような若造の生意気な注文をみごとに汲み取っていて、

鍛えられた地金と鋼は、

遠くから眺める海の水面のように静かに波打っていて美しく、

倒れる直前に打っていたとは思えないほどチカラに満ち満ちていた。

出来ることならこの鋏が最後の作品であってほしくはない。

職人の、道具を作る職人こそが宝だと思う。

だから大切に、でもどんどん使っていくから元気になってまた手入れして下さい。

銘は「國光」 鍛冶屋 東達雄の名作です。

img_0689

Home > Archives > 2013-04

Search
Feeds

Return to page top